スタートアップ企業は新しいビジネスモデルを生み出し急成長を狙う企業のことで、特にIT業界に多いのが特徴です。
IT業界に多い理由は、IT業界は技術革新が早い業界なので、新しいビジネスモデルを生み出しやすいからです。また、新しいビジネスモデルを生み出す事に魅力を感じ、スタートアップ企業へ転職するエンジニアも少なくありません。確かにスタートアップ企業には幅広い仕事が経験できること、上場した場合の高額報酬などメリットが沢山ありますが、幾つかのデメリットも存在します。
デメリットの1つが福利厚生や社員の教育制度など制度面が整備されていない可能性が高いことです。福利厚生や教育制度などを整備するとなると当然コストがかかります。基本的にスタートアップ企業はビジネスの成功を優先しているので、企業の体制・制度の整備にコストをかけない傾向があります。
また、経営の不安定さもデメリットの1つです。何故なら新しいビジネスモデルを開発しても、それが成功するとは限らないからです。最悪の場合、企業が倒産する可能性すらあります。もちろん、ビジネスが成功して上場まで行けば高額な報酬を期待できますが、安定を重視する人には向かないでしょう。
そして労働時間の長さもデメリットの1つとして挙げられます。スタートアップ企業は少人数で仕事を回す場合が多いので、どうしても労働時間が長くなりがちです。しかも、企業の体制・制度が整っていないので残業代が出ない場合が多いです。
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